栃木・石尊山南西稜 2019年 2/9(土)
栃木県足利市にある石尊山のバリエーションルートに行ってきました。 短いながらも岩稜のある石尊神社奥宮・南西稜です。
今シーズン一番の大寒波が来ていて、積雪も5~10cmになる見込みとの事でしたのでて、天候と相談しながらの登山となりました。
朝のうちは曇りでしたが、特別に寒いといった感じはありませんでした。
今回、初参加のNさんの実力も完全には把握できませんでしたので、無理はしませんでした。
ロープワークを交えた岩登り講習会的な感じで全行程を歩きました。
3点確保による登下降、懸垂下降、トップロープでの確保・テンションでの降ろし方、登攀時の確保(リードへの確保)・ヌンチャクの回収・セルフビレイの取り方、コールの仕方・その意味、懸垂下降の支点の作り方などなど。
それに伴う各種ロープの結び方、八の字結び(フィギュアエイトノット)・ダブルの八の字結び(ダブルフィギュアエイトノット)・ボーラインノット(ブーリン結び・もやい結び)・クローブヒッチ(インクノット・マスト結び)・ハーフクローブヒッチ(ムンターヒッチ・イタリアンヒッチ・半マスト結び)・ダブルフィシャーマンズノットなどなど。
結びは、基本的には5~6種類くらいを完全に覚えればOKだと思います。
Nさんは基本的に全て出来ていましたので、後はより素早く綺麗に出来るようになればよりベターだと感じました。
後は実線でたくさん使ってみる事ですね。
30mロープで4ピッチくらいだったでしょうか。
II~IIIくらいの岩稜ですが、ちょっと稜線を外れて側壁などを登ればIII~IVクラスにもなります。
今回は富士山と浅間山は見えませんでしたが、展望・高度感は素晴らしかったですね。
南西稜の頭から北に歩くと直ぐに釈迦岩です。
ここから東の沢に懸垂下降しまして、下降点から土壁をピッケルを使用して登り返しました。
登りは雪壁を登るのとまったく同じテクニックです。
だいたい終了した時点で雪が降ってきましたが、結果的には積雪もなく案外過ごしやすい一日でした。
近くて面白い岩場のある低山、石尊山は私の中では「名低山」ですね。
また近々出かけようと思っています。
登山教室 「山旅クラブ」
富澤光弘 <日本山岳ガイド協会認定山岳ガイド>
今シーズン一番の大寒波が来ていて、積雪も5~10cmになる見込みとの事でしたのでて、天候と相談しながらの登山となりました。
朝のうちは曇りでしたが、特別に寒いといった感じはありませんでした。
今回、初参加のNさんの実力も完全には把握できませんでしたので、無理はしませんでした。
ロープワークを交えた岩登り講習会的な感じで全行程を歩きました。
3点確保による登下降、懸垂下降、トップロープでの確保・テンションでの降ろし方、登攀時の確保(リードへの確保)・ヌンチャクの回収・セルフビレイの取り方、コールの仕方・その意味、懸垂下降の支点の作り方などなど。
それに伴う各種ロープの結び方、八の字結び(フィギュアエイトノット)・ダブルの八の字結び(ダブルフィギュアエイトノット)・ボーラインノット(ブーリン結び・もやい結び)・クローブヒッチ(インクノット・マスト結び)・ハーフクローブヒッチ(ムンターヒッチ・イタリアンヒッチ・半マスト結び)・ダブルフィシャーマンズノットなどなど。
結びは、基本的には5~6種類くらいを完全に覚えればOKだと思います。
Nさんは基本的に全て出来ていましたので、後はより素早く綺麗に出来るようになればよりベターだと感じました。
後は実線でたくさん使ってみる事ですね。
30mロープで4ピッチくらいだったでしょうか。
II~IIIくらいの岩稜ですが、ちょっと稜線を外れて側壁などを登ればIII~IVクラスにもなります。
今回は富士山と浅間山は見えませんでしたが、展望・高度感は素晴らしかったですね。
南西稜の頭から北に歩くと直ぐに釈迦岩です。
ここから東の沢に懸垂下降しまして、下降点から土壁をピッケルを使用して登り返しました。
登りは雪壁を登るのとまったく同じテクニックです。
だいたい終了した時点で雪が降ってきましたが、結果的には積雪もなく案外過ごしやすい一日でした。
近くて面白い岩場のある低山、石尊山は私の中では「名低山」ですね。
また近々出かけようと思っています。
登山教室 「山旅クラブ」
富澤光弘 <日本山岳ガイド協会認定山岳ガイド>
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