西上州 南牧村・象ヶ滝(群馬県境の下見) 2018 6/2(土)

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群馬県境 第25回 (狭岩峡~左の耳) のエスケイプルートの下見で南牧村の象ヶ滝に行ってきました。 狭岩峡~左の耳の間の県境はたいへん複雑でかつ急峻なルートが想像されますので、忠実にトレースした場合に果たして1日で歩き通す事ができるか微妙なコースとなっています。

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依って、もし象ヶ滝までしか行けなかった場合に、そこから安全に撤退できるか否かの調査に行ってきました。

結果は、撤退は出来るけれども懸垂下降は必至ですし、ピッケル・バイルなどのアックス類も必要という事でした。

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象ヶ滝は南牧村の西部に位置していて、滝の上は長野県です。

南牧三名瀑に選定されていまして、落差30m(4段)・象の鼻に似ている事からその名が付いたようです。

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沢登り的に見ると直登は不可能に見えました。

また、滝の左壁はややハングしているようであり、右壁も木は生えていますがほぼ垂直でした。

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こんな感じなので、滝の脇ルートは諦めて、滝の南に東西に走る尾根を南側から越えて行く事にしました。


象ヶ滝分岐からさらに余地峠への林道~登山道を登り、標高750m地点から真北に植林されている土の急斜面を強引に登ってみました。


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途中から傾斜はどんどん増してきて最後は岩場も出てきました。

万が一という事もありましたので、ロープで確保して登りました。

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実質2ピッチで稜線に這い上がりました。

最高斜度は60度くらいだと思います。

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飛び出た稜線は、地形図によればだだっ広い尾根のはずでしたが、実際はかなりの痩せ尾根でした。

この尾根上のコブから碧岩が綺麗に見えました。


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さて、この尾根の反対側を真北に降りれば、象ヶ滝の滝上 熊倉川源流(群馬長野県境)に降りられます。

やはり相当急ですが、懸垂下降で下れば問題なしと分かりました。



実際に撤退の時は、この斜面を登り、尾根を越えて南に降りれば登山道~林道にエスケイプする事が出来ると確認できました。

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調査は終了しましたので、象ヶ滝下の河原に行き、ノンビリとランチをして帰路に付きました。

川面を流れる そよ風がとても気持ち良かったですね。


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                           人面石
  



長野県に降った雨

象ヶ滝の上は長野県ですが、ここに降った雨は熊倉川となり~南牧川~鏑川~烏川~利根川となり千葉県で太平洋に流れ込んでおります。


感覚的には、千曲川~信濃川と流れ新潟県で日本海に流れ込むのが普通だと思うのですが、やっぱり変則的な県境ですね、この辺りは。



色々調べてみると不思議な事がいっぱいありますね。



PS 日本で海から一番遠い地点

このエリアの群馬長野県境のすぐ西側に「日本で海から一番遠い地点」なる地図マニアにはとっても気になる地点があります。

https://www.city.saku.nagano.jp/kanko/spot/nature/umikaratoi.html



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                         蝉の渓谷(物凄いゴルジュです)




登山教室 「山旅クラブ」

富澤光弘 <日本山岳ガイド協会 認定 山岳ガイド I >




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