谷川連峰・阿能川岳(東南尾根の枝尾根試登) 2018年 3/4(日)

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谷川岳の南に位置する阿能川岳(1611m)は群馬百名山に選定されている山ですが、登山道はありません。 残雪期に雪を利用して、仏岩峠から南尾根(仏岩尾根)を登るか、または水上町の成田山水上不動尊から東南尾根(水上尾根)を登るかです。

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どちらも行程がとても長いので、熟達者・健脚者向けのコースになっており、スピードが出ない方は雪中テント泊で登っています。



私が初めて阿能川岳に登ったのは、東南尾根(水上尾根)からですが、その時は関越自動車道の谷川岳PAから東にある810m鉄塔を経由して東南尾根に出て、小嵓ノ頭手前でテント泊してから翌日サブザックで登頂しました。



2回目以降は、もっぱら南尾根(仏岩尾根)からばかりですが、こちらも物凄く行程が長いですね。

また、三岩山(1568m)の手前には4つくらい岩峰があり、一ヶ所いやらしい所があります。

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そんな山ですので、どこかに最短で楽に山頂にいたるルートはないものかと常々考えておりました。



地形図でみると谷川岳PA北西に、小嵓ノ頭(1264m)に突き上げている尾根がありました。

丁度、関越トンネルの出口の直ぐ北西から~873m点~鉄塔(995m)~東南尾根(水上尾根)・小嵓ノ頭(1264m)へと繋がっています。

ここから取り付けない場合は、もう一つ西にある尾根からも行けると考え出かけてみました。



結果は、第1案は林道の擁壁がじゃまして取り付けず、あっさり第2案に変更しました。

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第2案も楽ではありませんでした。

林道終点から見て、渡るべき枝沢が全く確認できませんでした。

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偵察に行き分かった事ですが、小さいながらもV字に切れ込んだ沢があるのですが、雪と樹木などがじゃまして一つの山のように見えていました。

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可愛いスノーブリッジを渡り、いよいよ第2案の尾根へ取り付きました。

かなりの急斜面30~45くらいはあります。

南面で雪もそれほどなく、非常に歩きずらい。

仕方なく左側の小尾根状のところを登っていきました。



一息入れて上を見ると、何と岩壁が立ちふさがっていました。

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直登不可で右にトラバース、何とか目的の尾根筋に出たようでした。

左は先ほどの岩壁、右はあのV字の沢です(ナメ滝か綺麗)。


そこから少し登った平坦地が終了点となりました。

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時間の関係で、12:00には終了する予定で出かけましたので、11:50でしたがここが最高到達点でした。

難の事はない、標高は830mです。

車から225mしか登っていません。

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それにしては時間が掛かりましたね。

やっぱり未踏のルートは甘くありません。


下山も、中途半端に危険な斜度・雪でしたので概ね懸垂下降で(15m X 7回)下りました。

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やっぱり南尾根か東南尾根が無難なルートなのでしょうか。

何か知ってる方がいらっしゃればアドバイス・情報をお願い致します。


また時間が出来たらチャレンジしてみます??



登山教室 「山旅クラブ」

富澤光弘 <日本山岳ガイド協会 認定 山岳ガイド I >



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この記事へのコメント

S_Nail
2018年03月08日 17:04
205年の3月28日に第一案の尾根から取付きました。上りトンネル出口上の堰堤を左から巻上げ、・873と鉄塔の間の支尾根に上がって水上尾根にのり、小嵓ノ頭を越え北東尾根(いつかは行きたい)が合さる手前の小岩峰を右からかわして、丁度お昼に山頂でした。下りは南尾ねを三岩山を越えて東に延びる尾根を・1059から本谷沢、林道でパーキング裏の林道除雪終点まで。
トミー
2018年03月09日 05:58
貴重な情報、ありがとうございます。
帰路、貴殿の登った堰堤上も見上げましたが、かなりの急斜面でしたので相当手ごわそうだと思っていました。
また、下りも三岩山からダイレクトに下降したとは流石ですね。
次回またチャンスがあれは挑戦したいと考えております。

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