外秩父・弓立山(427m) <読図講習会II> 2028 2/17(土)

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12月の鐘撞堂山以来の読図講習会で埼玉県の弓立山(427m)に行ってきました。 弓立山は、JR八高線・明覚駅の西側、都幾川の南にある500m弱の里山です。 里山ゆえに里道と登山道を歩きますので、遭難の心配はまずありませんでした。

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のどかな里山風景を眺めながらのノンビリハイクとなりました。

朝のうちは風もなく汗ばむ天候で、私は上着2枚で歩きました。

しかしながら午後には強烈な風となり、4枚着ていても寒かったですね。

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最近は明覚駅に車を止められないようで、車で5分ほどの所にある「木のむら物産館」に駐車して、ここをスタート&ゴールとしました。


概略コースは下記に示すとおりです。


JR八高線 明覚駅(80m)=(車)=木のむら物産館(105m)~電子基準点(103m)~登山口(保育園・150m)~小尾根

~稜線~男鹿岩~弓立山(427m)~見晴台(パラグライダー離陸場)~いこいの里大槻(220m)~木のむら物産館

(105m)=(車)=JR八高線 明覚駅(80m)

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スタート地点の標高が約100m、弓立山が427mですので絶対標高差は330mくらいです。

初心者の読図講習会では、このくらいの標高差が適当ですね。

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さて、読図ですが、基本は「地形を読む事」と「コンパスワーク」だと思います。

地形は尾根・谷・山腹・峠・ピークなどの把握ですので回数を重ねていけば分かると思います。

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途中にあった「電子基準点」(103m)です。

私も見るのは初めてでした。

注釈

電子基準点とは
電子基準点は、全国約1,300ヶ所に設置されたGNSS連続観測点です。外観は高さ5mのステンレス製ピラーで、上部にGNSS衛星からの電波を受信するアンテナ、内部には受信機と通信用機器等が格納されています。 基礎部には、電子基準点付属標と呼ばれる金属標が埋設してあり、トータルステーション等を用いる測量にも利用できるようになっています。


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しかしながら、コンパスワークは理屈が分からないと何回やっても出来ない・覚えないでしょう。


●先ずは磁北線の意味とその引き方(書き方)。

●ベアリング(磁方位・目標点へのコンパスの角度・例:278度)の出し方。

●地図の正置の仕方。

●山座同定の仕方。 

  1 地図を正置して同定 

2 同定したい目標点のベアリングを出してから地図上にて同定。

などなどです。

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実際に登山で一番使うのはベアリングの出し方でしょう。

最初のレグから次の目標点である○○ピークはどの方角にあるかを算出する事です。

大まかに言えば南(180度)に行くのか、西(270度)に行くのかですが、登山ですのでこれでは大雑把すぎまね。

やはり南西方向(225度)、例えば「220度です。」と2度単位くらいでは算出したいですね。

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これに標高差+120mなどを入れればよりレベルの高い読図(ナビゲーション)になるでしょう。

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読図は「習うより慣れろ」と言いますから、なんだかんだ言っても回数をこなす事だと思います。

今回勉強された方も、1ヵ月間何もしないと殆ど忘れてしまうと思います。

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今後も個人で山行に行く際に、面倒がらずに2.5万図とコンパスを持参してこまめに「正置」「ベアリングの算出」などを行ってみて下さい。

努力は必ず報われると思います。

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それでは、また来週の冬晴れハイクでお会いしましょう。



登山教室 「山旅クラブ」

富澤光弘 <日本山岳ガイド協会 認定 山岳ガイド II >



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