群馬県境 第14回 (旧国道18号碓氷峠~矢ヶ崎山~和美峠) 2017 4/16(日)

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今年初めての群馬県境を歩くシリーズは、第14回目として軽井沢周辺の長野県境を歩いてきました。 当初は旧国道18号の碓氷峠から長躯、八風山まで歩く計画でしたが、アプローチの下見に行った時に実感したのですが、これでは長すぎると判断して、当初の約半分の和美峠までとしました。

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概略コースは下記の通りです。


旧国道18号碓氷峠 駐車スペース(958m)(9:10発)~矢ヶ崎山(1184m)(10:05 10:10)~南ノ耳(1094m)~かまど岩~

入山峠(1030m・国道18号バイパス横断)(11:40)~1169m峰の東(岩峰あり)~1125m峰~桜堂山(13:10 13:20)~新

軽井沢峠(新県道92号群馬横断)~1105m峰(14:05 14:20)~別荘地北の小尾根~和美峠(975m・旧県道92号群馬・県道43号長野)(14:45着)

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3月末に行く予定でしたが、軽井沢周辺が30~40cmの積雪になっため順延にしておりました。

今回は雪も融けて、おまけに最高気温は28度(前橋)の予報でした。

晴れて高温でしたが、西風が強く湿度も低かったので思っていた以上に快適なコンディションとなりました。

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軽井沢は北アルプスに行く時によく通る場所ですが、いつもこの県境尾根が気になっていました。

入山峠は国道18号バイパスが越えている峠ですので、何百回も車で走っていますが、その尾根を歩くのは全く初めてでした。

そういう意味でも県境を歩く事は非常に興味深いですね。



旧国道18号の碓井峠を出発して南進。

先ずは最初のピーク・矢ヶ崎山へ向かいました。


景色は全くの冬涸れ状態、アブラチャンが咲き始めたばかりでした。

正に早春、やっと春が来たという感じでした。

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プリンススキー場はクローズになっていましたが、コースには残雪がタップリ残っていてまだ滑れそうでした。

バックに浅間山、中々雄大な景色でした。

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急登を詰め上がると、待望の矢ヶ崎山(1184m)山頂でした。

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全く期待はしていなかったのですが、展望が素晴らしい岩峰でした。

プリンススキー場側(長野県)はなだらかですが、群馬県側は切れ落ちていて山急山・妙義山はじめ榛名山・上州武尊山などが手に取るように眺める事ができました。

私でしたら、間違いなくこの山を「群馬百名山」の一座に入れたいなと思いました。

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さて、楽勝だと思っていた今回の県境尾根でしたが、思わぬところで危険個所が出てきました。

この矢ヶ崎山の下りです。


南進すればいいのですが、足元が見えません。

恐らく断崖になっているのでしょう、懸垂下降かなと思いましたが、今回は装備リストにハーネス・下降器は入れておりませんでした。

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東は完全な絶壁、南は断崖・岩場の様子、仕方なく右側(西側)周りで岩の弱点を拾いながらの下降、途中お助けスリングを1ヶ所セットしまして、ピッケルも使い何とか降りる事ができました。

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やっぱり県境シリーズは甘くないですね。

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ただし、危険個所はここ1ヶ所だけでして、後は道路の横断が第2の危険個所だったと思います。

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70~80kmで飛ばしてくる車に注意しながらの国道18号碓井バイパス(入山峠)の横断が一番危険だったかもしれません。

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入山峠は古道があったらしく石畳の道が残っていました。

もしかしたら中山道(なかせんどう)の裏街道だったのかもしれませんね。

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その後、桜堂山を越えて新軽井沢峠に降り立ち(新県道92号横断)、大分疲れて来ていましたが、最後のピーク・1105mまで頑張って登り返しました。

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ここで最後の休憩を取りました。



もうピークは無いと思っていましたが、もう一つ残っておりました。

一旦下り、前方の小尾根に乗ってから西進、この辺りは立派な別荘地になっていて西上州の眺めが抜群でした。


別荘地の横の笹原を適当に降りて行くと県道43号長野(旧県道92号群馬)、和美峠に降りる事ができました。

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やった! 万歳! 群馬県境 第14回走破!  誠におめでとうございます。

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避暑地・軽井沢に近い県境尾根でしたが、尾根そのものは静かでしたし広葉樹林帯でしたので、とってもきれいな県境トレイルでした。



この続きは、6月の初旬に行く予定です。 乞うご期待下さいませ!

和美峠(975m)~黒岩山(1133m)~1065m峰~1037m峰~八風山(1315m)

※戦後日本史における大事件の場所、浅間山荘の近くの尾根を歩きます。



登山教室 「山旅クラブ」

富澤光弘 <日本山岳ガイド協会 認定 山岳ガイド I >



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