寒中の平日に栃木百名山2座を繋いで歩いてきました。 栃木県・佐野市の東側にある唐沢山〜諏訪岳です。この日は、西高東低の冬型がじょじょに弱まるとの予報でしたが、終日強い西風が吹いておりました。 最終のピークになる諏訪岳の西麓にある京路戸公園の駐車場に車を止めて出発。 先ずは田沼工業団地を抜けて秋山川を渡ります。 その後は秋山川に沿って、車道・あぜ道・田んぼ・サイクリングロードなどを歩き、唐沢橋を渡り返すと本格的な山道(関東ふれあいの道)になりました。 標高差170mくらい登ると唐沢山の山頂・唐沢神社でした。 ここは、その昔 唐沢城の本丸があった所で、唐沢城は関東七名城にも選ばれている難攻不落の城だったそうです。 なんと上杉謙信の攻撃を10度も跳ね返したとの事です。 南側に天狗岩というビューポイントがありまして、南側の展望が抜群でした。 富士山を初め、丹沢の大山・奥多摩・奥秩父、八ヶ岳・浅間山などの山々ぎ綺麗に見えました。 またスカイツリーや都心のビル群もクッキリと見る事が出来ました。 さて、その後の縦走路は大半が、関東ふれあいの道「松風のみち」として整備されていますので、大変歩きやすい道でした。 林道・遊歩道・登山道が適当に混ざっている道です。 ピークを全て登ればかなり大変ですが、今回は極力「松風のみち」を歩きました。 巻道・トラバース道が多くなりますので、体力的には楽でした。 西風が強かったので、昼食は高鳥屋山の東側の林道の陽だまりで頂きました。 ここは風もなく、のんびりとカップラーメンを頂く事ができました。 京路戸峠を越えると、本日の最高峰・諏訪岳(324m)への急登でした。 途中は露岩帯もあり、展望の中の最後の登りです。 登頂、山頂からは西側の展望が良かったですね。 赤城山も少しだけ見えました。 ただし、そこから北の日光連山は吹雪のようで真っ白でした。 下山は山頂から北西方向に延びる尾根を下りました。 ここはガイドブックなどで紹介されておらず、大変急な道でした。 一般的には破線ルートと言ってる、経験者向けの登山道でしたね。 ちょっと寒かったですけど、歴史と素晴らしい展望を満喫する事が出来た、素敵な冬晴れハイキングとなりました。 次回の<冬晴れハイク>は、2/15(水) の 栃木・行道山〜両崖山(栃木百名山2座)です。 どちら様も奮ってご参加下さいませ。 登山教室 「山旅クラブ」 富澤光弘 <日本山岳ガイド協会 認定 山岳ガイド I > |
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