北ア 西穂連峰・独標(2701m) 2016 12/31(土)~1/1(日)

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皆様、明けましておめでとうございます。 穏やかな年明けとなりノンビリと寛いでおられる事と思います。 今年も 登山教室「山旅クラブ」をどうぞ宜しくお願い致します。 

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毎年、冬になると冬眠と称して全く山に登らない方も大勢いらっしゃいますが、誠に残念ですね。

この時期の登山のジャンルとしては、冬山(雪山)・スノーシューハイク・アイスクライミング・山スキー(バックカントリー)などがありますが、忘れてならないのが、冬晴れハイクです。


別名、陽だまりハイクなどとも言いますが、冬晴れの中、雪のない低山ハイクは中々素晴らしいものです。

装備も特別な物は必要ありません。

夏山の装備+軽アイゼン・ストックがあれば大丈夫でしょう。



落葉していますし、空気が澄んでいますので低山でも抜群の展望が得られます。

特に首都圏在住の方は、晴天に恵まれている地域ですので、ほとんど毎日晴れています。

逆に日本海側は毎日、雪か曇りです。



そんな分けですので、健康のためにも冬晴れハイクにドンドン出かけましょう。

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さて年末年始は昨年に続き、北アルプスに行ってきました。

今回は穂高連峰の南端にある西穂・独標(2701m)です。

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新穂高ロープウェイと通年営業の西穂山荘を利用しますので、比較的体力のない方でも厳冬期の北アルプスを堪能できます。


ロープウェイ山頂駅から西穂山荘までは標高差にして200m強ですので、2時間弱で到着できますし、山荘から独標も340mくらいですので体力的には問題ありません。

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問題になるのは天候です。

一番の問題は風ですね。

普通でも15~20mくらいの西風が吹いていて、気温は-15度~-20度くらいですので、体感気温は-35度以下になる事もあります。



今回は、特別に寒気も入ってなく、朝の西穂山荘の気温は-10度くらいでした。

平年と比べるとむしろ暖かい方でした。


それでも丸山への稜線に上がると強い西風が吹いておりました。

おまけに視界が悪く20mくらい先しか見えませんでした。



丸山山頂までは竹竿(ピンクテープ付き)がありましたが、独標までの間は何もありませんでした。

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これ以上悪化すると危険だなと思い、ベアリング・バックベアリング(230度)を再確認して続行しました。

すると今度は、斜面がアイスバーン状態になってきました。

いわゆる冬富士と同じ状態です。

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スリップすれば数百メートルは滑落するでしょう。

拙いと思いすぐにアンザイレンして登りました。

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頂上直下の尾根も岩が出ていましたので夏道通りに歩きました。

そして直下の岩場、一部鎖が出ていましたが、雪の急斜面・雪壁状態になっておりました。

当然、ロープ確保して登りました。


ピッケルの他にアイスバイルがあると格段に登り易くなりますね。



全員無事に登頂!

万歳!  万歳!  万歳!

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時々雲が切れてピラミッドピークや西穂山頂らしきピークも見えましたが、基本的には曇り・霧・時々雪といった天候でした。

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下山時は例のアイスバーン状態の斜面はだいぶ緩んできて、危険ではない状態に変わっており助かりました。

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真っ白になった雷鳥がいました。


PS 大晦日の西穂山荘は満室で大混雑でした。

売店・談話室は超満員、夜もカウントダウンで12:30までオープンとの事でした。

私はいつもの事ですが9時前には寝ておりました。

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そんな事で、ご来光・初日の出は拝めませんンでしたが、素晴らしいスタートを切る事ができました。

本年もどうぞ宜しくお願い申しあげます。

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登山教室 「山旅クラブ」

富澤光弘 <日本山岳ガイド協会 認定 山岳ガイド I >



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